PAK93_atamakaraikudon20140322

転職の失敗には転職自体の失敗ともう一つの失敗がある

転職をする時に気をつけないと行けないのは、慢心です。

私の場合、転職の経験は結構あって、過去に就職で失敗したという経験も無かったので、まず履歴書を持って、面接に行けば、当然のように就職できると考えていました。だから、他の人が面接マニュアルを読んだりしているのを見て、半分バカにしていましたし、そんなものは常識的なことをわきまえて普通に自信を持って対応すれば何の問題もないと考えていました。実際面接などに行く時には、確かに若干の緊張はありましたが、甘く見ている傾向がありました。

ですが、そういう慢心によって、面接に通らず、不合格になってしまったのです。

勿論、自信を持って応対することは大切ですが、自信と慢心は全く違います。自信と言うのは、謙虚さの現れでもあり、謙虚であればこそ、他者の助けを素直に受け入れることができ、そこから他者あっての自信が生まれるわけです。ですが、慢心は違います。傲慢な心であり、自分ならできるという自己に凝り固まった心なのです。

だから、そういう傲慢な心で望むと転職は高い確率で失敗します。謙虚な心を土台とした自身こそ必要であって、そうではない傲慢な心は失敗の元になります。

また、就職できなかったという事だけが就職の失敗ではありません。就職した企業選びが後々になって失敗だったとなるケースもあります。

親や周囲のすすめに従って、自身が本当にやりたいことでもない仕事をしてしまう場合があります。昔から自分がやりたいことをやるだけでは生きていけないという思想を両親や学校教育等から植え付けられて来ているので、別にそれを失敗と感じない人も多いでしょう。一般的に言えば、仕事と趣味や特技は別物であることも多く、割り切る必要があると考える傾向にあります。

しかし、自身のやりたくない仕事に就職してしまったことこそが人生の最大の失敗だと考える人も少なくありません。そして、そういう人達は実際に転職したり、自身で起業したりして、その後の人生を誇りに感じて、喜んで仕事に励んでいます。そして、他者にも転職をすすめていたりもします。

就職できない失敗だけでなく、就職先選びでの失敗にも対策が必要です。そのためにも自身の現在の状況や本当にやりたいこと等を深く考えてみることも大切です。そういう作業は時間がかかるものですが、コツコツと自身の内面を整理してゆくことをおすすめします。常に自身の内面を整理することで、就職の失敗だけでなく、人生の成功にも影響を与えてくれるでしょう。

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